5日と20日は歌詞と遊ぼう。

歌詞を読み、統計したりしています。

ステージ上の憧れのあのひとから、レスもらったりいっしょにご飯を食べたりする方法

先日、東北大学で開催された日本語学会に行ってきました〜✨

よく「知らなかった!」って言われるんですが、多くの学会大会は、入場料を払えば発表を見たり聞いたりすることができます。

ひとつのテーマにもとづいてたくさんのひとがそれぞれ自分の発表をする枠組み。

そうです、学会はフェスなのです〜🎶

でも、学会はフェスとはちがうところがあります。

ステージ上の憧れのあのひとから、レスもらったりいっしょにご飯を食べたりできるのです。

きょうはそんな学会のことと、そのレポのお話。

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冷静を取り繕うのに、それでも滲み出てくる「ね」と「よ」から - スピッツ『ありがとさん』

唐突ですが、もしYouTubeがなかったら、わたしは世の中の新曲ぜんぜんキャッチできないと思います。

ある日、YouTubeさまがいつも通りいい仕事をしてくださり、わたしに新曲を届けてくれました。

すすすスピッツさま! やった!!

そして、一聴してわたしはさっきと同じことをもう一度口にしたのでした。

すすすスピッツさま…さいこうです……。

わたしがどう言おうとアプリオリに最高なんですが、きょうはちょっと、わたしが感じた最高っぷりを語らせてくれ。

スピッツ『ありがとさん』歌詞

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境界まで来れば、もう大丈夫。 - スピッツ『みなと』

スピッツって境界を描くことがとても多いとわたしは考えています。

今回の『みなと』も同じ。

「港」の語源は「水の門(戸)」と言われていて*1、水と陸の境界が「港」になるわけなのですよね。

船に乗るわけじゃなく だけど僕は港にいる
知らない人だらけの隙間で 立ち止まる
遠くに旅立った君に 届けたい言葉集めて
縫い合わせてできた歌ひとつ 携えて

この曲には「僕」と「君」が出てきます。「僕」は港にいて、「君」は「遠くに旅立った」と歌われます。

ふたりの間には境界があって、それが「港」と呼ばれるわけなのです。

今回はそんな「僕」と境界の話。

スピッツ『みなと』歌詞

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田中は浦島太郎なのだ - でんぱ組.inc『Dear☆Stageへようこそ♡』

でんぱ組.incDear☆Stageへようこそ♡』の歌詞の話をしたくて来たんです。

この曲、でんぱ組.incというアイドルの曲なんですが、冒頭の2分以上は「田中」という男性の独白です。いや長くない…? みんなアイドルの声を聞きたいんじゃないの??

「俺はしがないサラリーマンだ。名前はまあ田中とでもしておこう。
唐突だが、世界はもう終わっちまってる。
人生の大半は辛い事で、たまに訪れる僅かな幸せのために
人は生きてるなんて言うけれど、ありゃ嘘だ。
その、たまの幸せさえ訪れない俺は、まさに生ける屍だろう。

(まだこの倍以上ある)

でもYouTubeの動画にはこんなコメントがあります。

この曲のファンの人気は 田中>>>>>>>>>>>でんぱ組.inc>ディアステメンバーって感じだよね

いやいやいやまさか…。

って思うじゃないですか。

この曲、冒頭を取り除いてしまうと、芯のないスカスカな曲に成り下がってしまいます。

俺たちが聴きてぇのは、ササミから抽出したたんぱく質みたいな曲じゃねぇんだよ!

きょうはこの曲の中で「田中」がどういう存在なのか、って話をしたくて来ました!

でんぱ組.inc『Dear☆Stageへようこそ♡』歌詞

公式で聴ける動画が副音声しかない…かなしい……。

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「花火」が描いた、次元を超えた恋愛の同人誌 - 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE『花火』

今年も花火を見てきたよ〜! うかれて別の曲の歌詞を付けてしまったけど花火の曲ってたくさんあって楽しいよね〜🎆

花火って明るくて賑やかで華やかだけど、一方でしっとりして感傷的な曲調のやつもたくさんあります。

今回はそういう曲の中から、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE『花火』を選んでみました。

パッと咲いて シュンと散って
夜に打ち上げられた
恋花火 二人 照らしながら広がる
零れる火の粉はせつなさへと変わって
私の胸 熱く染めました

「バッと咲いて」はとにかく「シュンと散って」のあたりに、切な花火ソングに出てくるわびさびを感じますねっ!

わたしはこの中の「恋花火」という表現が気になるのです。

ねえだって、さっき「恋花火」らしきものが「シュンと散って」いったけど大丈夫??

きょうはそういうお話。

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE『花火』歌詞

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