“「セックス」とか「コンドーム」とか「ブラジャー」とかの生々しい単語が使われてる"曲はどこにあるのか

ちょっと前なんですけどこないだこういうツイートを見ました！

最近流行ってるラブソングがすごい苦手なんだけど理由の一つとして歌詞に「セックス」とか「コンドーム」とか「ブラジャー」とかの生々しい単語が使われてるからだと思う
— 使用 (@usezz2) June 1, 2023

このツイートみた週のうちにいろいろ調査したやつあるんですけど、すっかり出し忘れちゃってたので出しますね！

年代別のグラフを描く！

まず思うのは、最近そういう曲が増えてるかどうか？ってことです。

調べてみました。こうです。

主に歌ネットを参考に、歌詞の中に「セックス」「コンドーム」「ブラジャー」のどれかが含まれる曲を対象にしました。

その中からリリース年を調べられた曲に絞り込み、横軸にリリース年、縦軸に100万曲中該当する曲が占める割合を取ってグラフにしました。

……こうやってみると、別に最近「生々しい単語」が使われている曲が増えているわけではなさそうことがわかりました。

ところでこれ私の手持ちのデータを元にしているんですが、グラフのかたちを見てわかる通り、古い年代の楽曲はサンプルサイズが足りません。

年別に手持ちのデータの曲数を年別に出したグラフはこういう感じ。

2009年以降は毎年5000曲以上のデータがありますが、おそらくこのあたりの年だと10000曲ぐらいのデータを集められると思います。ほんとはもう少しサンプルサイズを大きくできるといいですね〜

とはいえ全体の傾向としては、最近特にこういう傾向の歌詞が増えているわけではなさそう、はいえそうです。

3単語の中では「セックス」が一番多い結果となりました。

これは「ユニセックス」「セックス・ピストルズ」とかも入るため数が多くなるという事情があります（他の2単語にはそういうのがない）が、とはいえ「ユニセックス」とか「セックス・ピストルズ」とかっていってる時点でセックスの話をしたい感はあるよね……。

また2010年代前半は「ブラジャー」が強かったのに、後半は「コンドーム」が強い結果になっています。

なにか世情と絡めて上手いこといえたらいいなと思ったけどよくわかんなかったです。

あと、該当の歌詞が出てくる曲をアーティスト別にするとこういう感じになりました。

特にここ数年で活動を深めたアーティストが多いわけでもなさそう。

クリープハイプが低くて意外でした、そんな感じか〜！

ってなると、元々のツイートされていた方の周りで、そういった「生々しい単語」を含む曲が流行ってきているのかもなと予想されます。

最後に「生々しい単語」って聴いてわたしが最初に思い浮かべた曲をお聴きください！

ほかにもオススメあったら知りたいな〜！