5日と20日は歌詞と遊ぼう。

歌詞を読み、統計したりしています。

続く妄想を、妄想を続けることで表現するという表現 - back number『高嶺の花子さん』

わたしはほんとうに、状況説明のじょうずな歌詞が大好きです。

君から見た僕はきっと ただの友達の友達
たかが知人Bにむけられた 笑顔があれならもう 恐ろしい人だ

いやだってこの2行すごくないですか?

「友達の友達」というポジションであった「君」に、「僕」は一目惚れしてしまった。

ってことがはっきりわかるじゃん。

「好き」とか「恋に落ちてしまった」とか、そういう言葉ひとつもないのに。

きょうはそんな歌詞の、構成のことをお話ししたくて来ました!

わたしも夏の魔物に連れ去られたいぞ〜〜🚗💨🌴🏖☀️

back number『高嶺の花子さん』歌詞

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J-POPに出てくる校内の場所を数えてグラフにしたよ!

こんにちは〜。

こないだ、地元の小学校を借りて遊んでたんです。

バドミントンをしました! いいでしょ〜〜🏸 小学校は破格で借りられたりすることがあるのでみなさんも地元の調べてみてね✨

さて、こちらがそのときのわたしのツイートです。

体育館の倉庫だ! エっモ!!

このツイートをしたあと、わたしはTwitterで「体育倉庫」って検索したんです。

そしたらまあ、その、あれだ、けっこうな感じでした。

リンク貼ろうとしたんだけどけっこうな感じなのでやめます…。

家に帰ってからPixivとかでも検索してみたところ、これまたけっこうな感じでした…。

世の中の人々の体育倉庫へのまなざし、けっこうやばそう…。

そしてわたしは思いました。

このイメージって、歌詞でも同じなのかな?

学校のいろんな場所が歌詞にどんな風に出てくるか、調べてみました!

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全身雨に濡れてしまうような気持ち - Eve『ドラマツルギー』

このツイートを読んだのでした。

このツイートにはリプライがたくさんついていて、「好い記事」「一見の価値あり」「読む機会を与えられて良かった」と、たくさんのひとが言っています。

わたしは、単純に全身雨に濡れてしまったような陰鬱な気持ちになりました。雨に濡れるのは、いやです。

ten-navi.com

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「君」の世界は春の国 - 井上苑子『ファンタジック』

ほんとうは春のうちに書きたかったやつなんだけど、5月はまだ春だよね??

きょうは井上苑子『ファンタジック』の話をしにきました!!

この曲のサビはこういう感じ。

君が言った 君が言ったんだよ
慣れない笑顔も 無理した優しさも 全部 人生だ
春を待った ただ舞った花びらを 掬い取った
色付いてく 空の色に ずっと 見惚れていたこと
夢のようでした

この中で、手で触れるものは「花びら」しかありません。

花びらなんてほんとうに薄くてはかないものだし、それは触ったりつかんだりするものではなくて「掬い取った」ものとして描かれています。

この曲のサビには、手触りがぜんぜんないのです。

でもそれが「ファンタジック」な感じを引き立てていていい感じ。

きょうはこの歌詞のお話。

井上苑子『ファンタジック』歌詞

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