ジャニオタのとくにジュニア担にとって、夏の年中行事といえばサマステです。
テレビ朝日のイベントで、毎年ジャニーズJr.のみなさんが応援サポーターに起用されるのです📣
しかし、今年は流行り病のため中止に……😭😭😭
ジャニオタのみなさまにおかれましては強く生きていこうな!! おのれコノナめ😡😡😡
ということで今回は、去年のサマステのテーマソング、HiHi Jets・美 少年『おいで、Sunshine!』の歌詞の話をします。
といっても1番の歌詞をなめるように引用しながら讃えるだけの記事です。
何卒よろしくお願いします。
HiHi Jets・美 少年『おいで、Sunshine!』歌詞
まずはおさらいから
つうか未音源化楽曲なのでどんな曲なの?って感じの方もいらっしゃると思います。
「ジャニーズ楽曲大賞」から、この曲へのオタクのみなさんからの熱いコメントをぜひご覧いただけたらと存じますのでご査収ください。
わかる。
わかる。
わかる(このへんからだんだん重い)。
これ見てると無限に時間が溶けるので、深追いしたい方はリンクに飛んでいただくとして先に進みます。
この文章では、ジャニーズのことまったく知らなくても歌詞だけでよさが味わえるようにがんばります!!
スタートは静止画から(そして動画へ)
さてさっそく歌詞見ていきます。
Ah…頬、南風 吹く方へと 影、
駆けて行く 色っぽいね
まずこの歌詞のAメロこういう感じなんですけど、さっそくこの体言止め超よくないですか?
- 頰
- 南風
- 影
って、内容がぶっきらぼうに並ぶところからスタートするわけ。
話それますけど、ダンスって静と動の緩急が大事ってよくなるじゃないですか。
それになぞらえると、この歌詞の部分明らかに「静」なわけですよね。
それがあるから動がひきたつわけで、曲のスタートでさっそくそこへの期待が膨らむ歌詞なのです。
遠く見ている あなたの
砂乗っけた胸が踊り出す
で、Aメロ後半になってメロディにも動きが出て、体言止めは終わって動詞文になります。選ばれた動詞は「踊り出す」。
これ以上ないぐらいに「動」をアピールする動詞だ!
しかも「あなた」は「遠く見ている」状態。
静止画撮ってたカメラが実は動画で、遠くのほうへとズームしていくのがメロディでも歌詞でも同時に表現されているんですよここ! 動きが早い。
Ah…「今年こそは」を競おうぜ
素肌のまま 今、飛び込んで
今度の動詞は「競う」「飛び込む」。こっからはアクティブ全開だからいちいち挙げないけど、こうしてちゃきちゃき動く動詞を使うからこそ最初の静が引き立っているわけです。おわかりいただけたでしょうか。
あとさ、さっき主人公は「砂乗っけた胸」に見とれてたわけじゃないですか。
そのまま「素肌のまま 今、飛び込んで」とつながるのはストーリーがほんときれい。
あの「砂」は伏線だったんですよ!!(伏線言いたいだけ)
一瞬は永遠
そして、この次のフレーズがわたしこの曲で一番好きなんですけど引用していいですか(いいよ!!)。
いつか誰かとじゃなくこの夏に夢を
見るのさ!
これもう告白じゃん!
わかります??
「いつか」じゃなくて「この夏」って歌う主人公。
ここまではいいですよね。「この夏」を取り立てているわけ。
でもこの「いつか」の部分、もうひとつ別の要素がつながっています。
「誰か」です。
なのでこの部分、「誰か」じゃなくて「この夏」でもあるのです。
「この夏」とはつまり「俺」のことです。
この少年たちが「この夏」そのものなのだし、「(ほかの誰かじゃなくてこの)俺と夢を見ようぜ」ってことじゃんこれ〜!!!
これは告白ですか。はい、告白です。
ということで、わたしの脳内告白判定員が全会一致で告白判定したため、わたくしこの夏に夢を見させていただきます2020。
ここでBメロに入るんですけど、
炎天下、クラッと来るサマー
目、そらさないでよ?
急に語呂がよくなるんですよね〜〜なんなんだトンチキアピールか、物足りないぞ。
と、思う気持ちもあるはあるんですが、ここはそうではないと思うんですよ。
歌詞ってAメロからBメロに移行するときに、同じ内容をだらだら続けてしまってはメリハリが出ないんです。
半径5mの話とかがまさにそれ。興味があったらぜひどうぞ。
なのだけれど、『おいで、Sunshine!』ではアプローチが違います。
ちょっと変化したメロディの、音に合わせて歌詞の譜割りを合わせてみせます。
- 「炎天下」
- 「クラッと」
みたいに、1つの音符に重音節を当てるやつ、この曲にはここまでなかったのに、急に現れたりするのがまさにそれ。
メロディの変化を歌詞でも引き立てていることになっててすっごくいいよねの心境です。
同じ瞬間、8月の夢を永遠に変える
のさ
夏はこんなに短いのに? 永遠に変えてくれるの??
これ、夏の短さと彼らの10代としての短さ*1とリンクするわけよな。
やはりBメロでの「夏」=「俺たち」の見立ては間違ってなかったか。。
ところで、『おいで、Sunshine!』が世に出たのと同じ夏、King & Prince先輩は言いました。「一瞬も永遠も/恋すれば同じ」と*2。
それと同じことが『おいで、Sunshine!』でも起きています。
なんかさ、時計が示す時間は一定の速度なんだろうけど、体感では時間の長さって伸びたり縮んだりするじゃん。
楽しい時間って過ぎ去るとあっという間だけど、楽しい時間のさなかでは時間が過ぎてるなんてこと考えないから、時間って永遠なんですよね。
っていうような話をなんかの哲学書かなんかで読んだような気がしたので書いてみました。
でもオタクはそれ常に体感してるんですよね……こないだも1時間のラジオ番組が5分ぐらいで終わったんですけど😡なんなの😡😡😡
さてサビです。
おいで、Sunshine!恋をしようぜ!
期待しちゃうな
プリーズ・ビッグウェーブ
サビにはキラーフレーズ。作詞の鉄板です。
「恋をしようぜ!」というあけすけなフレーズも大好きなんですが、そのあとのやつヤバくないですか。
「期待しちゃうな/プリーズ・ビッグウェーブ」。
いやまずもってですよ。
人類、期待しがちですよね。
そんなときについ口から出てしまうことば。それが「期待しちゃうな/プリーズ・ビッグウェーブ」です(便利)。
という感じで、日常生活で使えるんですよこのフレーズ。
日常生活で便利に使えるフレーズを、LINEスタンプになぞらえて作詞のテクとして議論するやつがありました。
よければ読んでほしいです!
さて「期待しちゃうな/プリーズ・ビッグウェーブ」に戻るんですけど、期待とビッグウェーブって、よく考えるとぜんぜん繋がりわかんないじゃないですか。
でもなんか組み合わさってみたらしっくりくるような気もする。そういう取り合わせもLINEスタンプに向いてる気がします。スタンプ化してくれ……。
Baby baby 波風越えて
クジラ描くブルーの放物線
淡い思い出、作ろうぜ!
Baby baby 夏色の恋人
ここは振り付けがかわいいのだがここはそういうブログではないので割愛〜〜〜🐳🌊✨
冷静に見てみるとここシーンがよくわからないんですよね。
「波風超えて」「クジラ描く」のあたりはそういう風景を描写しているかと思ったら、
「淡い思い出、作ろうぜ!」って急に話しかけたりする感じ。
この話に脈絡がなくなっていく感じが、なんか、十代って感じで……よきです……(好きになるとなんもわかんなくなるやつ)。
というわけでまとめると、はやく公式動画復活してください(あとデビューはよ)、ということです。
デビューしてくれないと歌ネットとかに歌詞が載らねぇんだよ!! あとカラオケほしい……
ということで、HiHi Jets・美 少年『おいで、Sunshine!』でした。
わたしいつもこのあとにアフィリエイトのリンク貼ってるじゃないですか。
あれ、実はまったく収益になってないんですけど、それでも貼ってる理由って、リリース年とかが記事内でわかるようにするためなんですよ。
しかし今回は貼れるものがない……公式動画すらない……(公式は期間限定公開だったのです……)。
【動画更新】#テレ朝夏祭り #サマステ 公式応援サポーター就任!
— ジャニーズJr.チャンネル公式 (@J_Jr_Ch) June 18, 2019
HiHi Jets・美 少年「おいで、Sunshine!」(『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』公式テーマソング)【8月25日まで期間限定公開】
⇒ https://t.co/kV3geDy4P1#HiHiJets #美少年 #YouTube #ジャニーズJrチャンネル pic.twitter.com/thZxJQNthI
わたしの収益はべつにいいからさ……ほんとデビューはよ………😡😡😡
あと美 少年のみなさんはこの夏全員主演の初の地上波連ドラやってるので、金曜日の夜はこの夏に夢を見ような!!
*1:このとき最年長の髙橋優斗くんはこのあと11月に20歳を迎えたので、全員10代の夏はこれが最後だったのです