5日と20日は歌詞と遊ぼう。

歌詞を読み、統計したりしています。

学ぶってたのしい! - みきとP feat.GUMI・鏡音リン『いーあるふぁんくらぶ』

こんにちは。


きょうはみきとP feat.GUMI・鏡音リン『いーあるふぁんくらぶ』の歌詞の話をします。

ハイハイチャイナ ちょちょ夢心地 いーあるふぁんくらぶ
だんだん君と同じ言葉が使えるね
うぉあいにー 言えるかな

っていうサビだけを見ていると、なんだか脳天気なフレーズを組み合わせただけみたいに見えます。

でもわたしはこの曲のトピックがほんとにだいすきです。

トピックというのは、この曲の主題です。テーマです。

この曲はラブソングじゃないし、ただの盛り上がりソングではないし、もっとちがう、めずらしいことを主題にしているとわたしは思います。

わたしはこの曲、ただ中華っぽい雰囲気を出したかっただけではないと思います。

きょうはそういう話!

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プレーン、明太、コーン。 - クリープハイプ『イト』

こんにちは。

きょうはクリープハイプ『イト』の歌詞を考えました。

いつかこの糸が千切れるまで 今は踊れ手のひらで
どうか重ねた手の温もりで 何度でも探せ
いつもまとわりつくこの糸を 運命と呼べるその日まで
どうか重ねた手を掴むまで 何度でも壊せ
この曲に出てくる「糸」は多義的です。

「糸が千切れるまで 今は踊れ」っていう1行目からは、操り人形の「糸」をイメージできます。

「この糸を 運命と呼べるその日まで」っていう3行めからは、どうも「運命の赤い糸」のようなイメージがわいてきます。

こんな風に多義的な「糸」がひとつに縒り合わさるとき、見えてくる世界は最初のとはちがうものになるはず、っていう話をきょうはしたいと思います♪

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ジャニーズで考える哲学した! - 戸谷洋志『Jポップで考える哲学』を読んで

こんにちは。

あああもうこの本めっちゃ楽しいです!

「先生」と「麻衣さん」がJ-POPの歌詞について対話をしていく中で、1曲につき1人の哲学者の思想が形をなしていく、っていうスタイルの本です。曲からも、アーティストからも、そして思想のテーマからもアプローチができるなんて…どんだけポップなんだ…。

わたしは哲学についてはまったくびっくりするほど何の素養もなく、J-POPについてもべつに詳しくないんですが、この本を足がかりにお勉強をしようと思ったので、この本の内容に沿ってべつの曲を選んでいってみました。しかも今回はジャニーズ縛りでやってみました!

内容に合うジャニーズ曲を選ぶの、苦労したけど楽しかったし、こうして自分なりに組み立て直すことは哲学の部分についての理解を深めることにつながるよね!

今回の記事はそのお勉強ノートです。

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東大の #五月祭 にあそびにいってきました♪

めっちゃたのしかったです♪

わたしはひとが好きなものを好きアピールしているのを見たり聞いたりするのが好きなので、そういう意味で学園祭ってほんとうに大好きです。私得イベントだよね。

gogatsusai.jp

きょうは番外編としてただのおしゃべり。

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ワニさんとほ乳類たちとのディスコミュニケーションこそが - 岡崎体育『感情のピクセル』

こんにちは。

岡崎体育『感情のピクセル』、めっちゃ流行ってる! 動画も歌詞も楽しくてうれしい!!

前半はロックバンドのあるあるをなぞっているのに、サビのところでがらっと雰囲気を変えているギャップがたーのしーー!

歌詞もAメロBメロとサビとではぜんぜん趣が違ってる!

でも単にぜんぜん違う世界を並べてるだけじゃなくて、そこにははっきり工夫が見えるんですよー!

きょうはこの話をしたくて来ました。

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